研究課題
基盤研究(C)
本研究によって得られた研究成果は概ね以下の3つである:1.Neukirch-Uchidaの定理の無限次代数体への一般化,2.制限分岐岩澤加群による算術的同値性の判定条件,3.ある種のZ_p-拡大体上の最大不分岐p-拡大のAbel性の判定条件.上記3つの研究成果はいずれも代数体の制限分岐拡大,言い換えれば絶対ガロワ群中の各素数に対する惰性部分群の入り方の深遠さの一端を反映しているものである.
数論