研究実績の概要 |
ミューテーションの列についての分配関数を導入し,量子ダイログ関数との関係を示した加藤・水野氏との研究成果をまとめた論文が A. Kato, Y. Mizuno, Y. Terashima, "Quiver mutation sequences and q-binomial identities", to appear in IMRN として学術論文誌に掲載されることになった.結び目の表現空間上のL函数を導入し,その基本的な性質を示した北山・森下・丹下氏との研究成果をまとめた論文が T. Kitayama, M. Morishita, R. Tange, Y. Terashima, "On certain L-functions for deformations of knot group representations", to appear in Transactions of the AMS として学術論文誌に掲載されることになった.微分同相群を構造群とするファイバー束の特性類の構成方法を与えた松雪敬寛氏との研究成果が T. Matsuyuki, Y. Terashima, "Characteristic classes of fiber bundles", Algebr. Geom. Topol. 16, no. 5, 3029--3050. (2016) として学術論文誌に掲載された.低次元トポロジーでのジョンソン準同型の概念を使う非アーベル岩澤理論への新しいアプローチを提示した森下昌紀氏との研究成果が M. Morishita, Y. Terashima, "p-Johnson homomorphisms and pro-p groups", Journal of Algebra, 479, 1, 102-136 (2017) として学術論文誌に掲載された.
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