研究概要 |
昨年度の主な研究実績は6月8日ー14日はストラスブルグ大学のV. Blanloeil教授と強混合擬斉次リンクのコボルディズムの幾何学に関して共同研究を行い、その結果を共著の論文にまとめている。16日ー25日はルーマニアでA.Dimcaの60歳を記念した国際会議で講演を行い, 合わせてPapadima, Dimca, Paunescu 教授たちと、最近の超曲面特異点の進展状況に関して研究状況の交流を行った。8・24-9・1はポーランドのワルシャワで「幾何学的特異点」の日本ーポーランド共同研究事業に参加して、混合非退化特異点の最近の研究結果を講演した。ポーランドの特異点研究グループの指導者 Janezko教授たちと実特異点と複素特異点の共通問題、相異なる点などを検討した。9月16-21日はフランスのニースで第6回日仏特異点国際会議に出席し、Brasselet, Pichon, Vaquie, Sabah, Schurman,Ohmoto, Saeki,Nguyen Viet Dung各教授たちと、3カ国共同研究事業の今後の運営方法などを検討した。11月5-28はトルコのイスタンブールに赴き、M. Tosun, S. Tanabe 教授などと複素曲面特異点の幾何学に関して共同研究を行い、混合特異点に関して大学院学生対象の入門講義を行った。6回。又18-25は日本ートルコ共同国際会議に出席し、講演を行った。スイスからA'Campo教授も出席していて、平面曲線の幾何学に関して深い研究発表を解説してもらった。12月1-20はベトナムのハノイでCIMAP学校の講師として出席し、基本群の入門講義を行った。
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