ニュートン非退化混合超曲面のミルナーそくの基本的性質を明らかにした。特に強擬斉面関数をもつ混合多項式に関して、Varchenko型のゼーター関数の決定を行った。またそのリンクに接触構造を持つことを示した。この結果はNemethi他の仕事を強擬斉面関数をもつ混合多項式に拡張するもので、重要であると思われる。さらに強2変数擬斉次多項式でconvenientなものに関し、そのミルナーそくのトポロジーが対応する一次元射影空間のなかで一変数混合多項式で定義されるゼロ点の個数との関係を明らかにした。この結果は天文物理学で研究されているLens方程式と密接に関係していて、今後の研究の目標となる。
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