研究課題
基盤研究(C)
円周上の向きを保つ無限回可微分同相写像で回転数がliouville数であるものを考え、その保存する測度のハウスドルフ次元が0であるものが通用的であることを示した。また無限回可微分同相写像がlebesgue測度により定める軌道同値類の型を研究し、任意の与えられた型をもつ可微分同相写像が空間全体の中で稠密であることを示した。また、コンパクト多様体上の葉層構造でその葉が双曲的リーマン面であるものを考え、その葉に沿ったホロサイクル流が極小となるための十分条件を得た。
葉層構造と力学系の位相幾何学的研究