研究課題
基盤研究(C)
(1)自己双対錘を不変にする作用素のなす不等式を応用することにより、フレーリッヒ模型の紫外切断除去の新しい方法を開発した。これにより、紫外切断を除去した模型の基底状態が一意的であることの初めての証明を与えた。この結果は、国際的な雑誌に論文として掲載されている。(2)多電子と量子電磁場が相互作用する系の電荷感受率の上界を評価した。これにより、考察下の系において電荷長距離秩序が存在しないことを厳密に証明した。この結果は国際的な雑誌に論文として掲載されている。
数理物理学