研究課題
基盤研究(C)
熱方程式は温度分布の変化を表す方程式, 波動方程式は波を表す方程式で, どちらも物理学に由来し数学においても極めて重要である. 今回, 半リーマン多様体上の熱方程式の解を保つ変換の研究を行った. 半ユークリッド空間に一般ローレンツ群不変な不定値計量が入った半リーマン多様体上の熱方程式の解を保つ変換を詳しく調べ, 次元が3以上で変換の歪曲度の逆数が0次と2次の場合には変換の集合, 変換の具体的な形, を決定することが出来た.
ポテンシャル論