反映的順序数の順序数解析を1階論理式の分を出版した。これはweakly Mahlo cardinalsのrecursive analogueであるrecursively Mahlo ordinalやweakly compact cardinals のrecursive analogueである順序数より大きい順序数の証明論、あるいは順序数解析に関する結果である。 また集合の上の可述的計算可能関数のクラス(predicatively computable functions on sets) を定義してそれを遺伝的有限集合に制限すると、丁度、Turing machineで多項式時間で計算できることを示した。集合の上の計算可能関数のクラスで多項式時間計算可能な部分を取り出した初めての結果であり、Beckmann-Buss-Friedmanによるsafe recursive set functionsが指数時間計算可能関数より広いクラスであることと対照される。 さらに集合論に不動点の存在を許す公理を付け加えて論理を直観主義論理に制限する、言い換えれば、排中律を取り除くと、もとの不動点なしの集合論の保存拡大になることを示した。この結果は集合論の順序数解析においてoperator controlled derivationsに関する議論を形式化する際に用いられる。保存拡大になることの証明は証明論つまりカット消去による。
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