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2015 年度 研究成果報告書

構造化個体群ダイナミクスの数学的理論と感染症数理モデルへの応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25400194
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数学基礎・応用数学
研究機関東京大学

研究代表者

稲葉 寿  東京大学, 数理(科)学研究科(研究院), 教授 (80282531)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード感染症数理モデル / 基本再生産数 / 構造化個体群モデル / 閾値現象 / ウィルスダイナミクス
研究成果の概要

感染症流行の基本再生産数とその派生指標を時間変動環境で計算する方法を発展させるとともに,周期的環境におけるエンデミック閾値現象を解明した。またケルマック・マッケンドリック再感染モデルを構造化個体群モデルとして再定式化して、その数学的構造を明らかにするとともに、劣臨界分岐の存在条件を示し、無症候性感染や非臨床的感染の存在が劣臨界における流行を維持する可能性を明らかにした。体内におけるウィルス感染モデルによって、細胞間直接感染が体内のウィルス増殖に大きく寄与していることや、特定のHIVウィルスがパンデミックとなった要因としてある種のウィルスタンパク(HIV-1Vpu)の役割を定量的に明らかにした。

自由記述の分野

数理人口学・数理生物学

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公開日: 2017-05-10  

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