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2015 年度 研究成果報告書

宇宙黎明期から現在に至る漸近巨星分枝星の進化の全体像の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25400233
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天文学
研究機関北海学園大学

研究代表者

藤本 正行  北海学園大学, 工学部, 研究員 (00111708)

連携研究者 小笹 隆司  北海道大学, 理学研究院, 教授 (90263368)
須田 拓馬  東京大学, 理学系研究科, 特任助教 (90374735)
小宮 悠  東京大学, 理学系研究科, 特任研究員 (10455777)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード恒星進化 / 核種合成過程 / 宇宙初代星 / 銀河系形成史 / 元素の起源 / 漸近巨星分枝星 / 炭素星 / 質量放出
研究成果の概要

銀河系ハローから数多くの超金属欠乏星が観測され、その多くが炭素の過剰や中性子捕獲で生成される重元素の含有量に異常な表面組成を示すことが知られている。本研究では、超金属欠乏星の漸近巨星分枝段階での進化、特に、遅い中性子捕獲過程による核種合成について、その特性の全体像を理論的に明らかにするとともに、それに基づき、銀河系ハローの金属欠乏星、とりわけ、炭素の過剰を示す星が齎す中性子捕獲元素の含有量、分布の違いから、これらの炭素過剰星の起源を解明した。この結果から、宇宙初期および銀河系の形成初期には生成される恒星の特性についての新たな知見が導かれ、宇宙初代星の探査への手掛か得られた。

自由記述の分野

宇宙物理学

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公開日: 2017-05-10  

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