東海村のニュートリノを神岡で検出するT2K実験の将来計画として、ビーム基線上約1000kmの韓国東海岸に遠方検出器を設置するT2KK、約650kmの隠岐の島に設置するT2KO計画を提案した。 中国と韓国が計画する中距離原子炉反ニュートリノ振動実験によるニュートリノ質量階層性の決定は困難だが、米国主導による南極大陸氷中のアイスキューブ実験将来計画では決的な測定が期待できる。 神岡の北方富山県内に強力なサイクロトロンを建設し、静止反ミューオン崩壊ニュートリノをスーパーカミオカンデと8km南に建設予定のハイパーカミオカンデで検出するTNT2K実験で、レプトン混合のCP位相が超高精度で測定できる。
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