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2015 年度 研究成果報告書

ヒッグス粒子を用いた未知素粒子セクターの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 25400298
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関東京工業大学

研究代表者

陣内 修  東京工業大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (50360566)

連携研究者 海野 義信  大学共同利用機関法人, 高エネルギー加速器研究機構, 教授 (40151956)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードピクセル検出器開発 / 検出器物質量測定 / 長寿命粒子探索 / 国際研究者交流 / スイス / CERN
研究成果の概要

世界最高エネルギーの加速器LHCを用いて、未知の素粒子セクターの探索を行った。未知セクター粒子は、標準模型粒子とは弱く結合するために、検出器中心の衝突点では崩壊せず、検出器内部に崩壊点(2次崩壊点)をもつ長寿命粒子となる。2次崩壊点をより高効率で検出する手法、並びに検出器物質中での背景事象を評価する手法を開発し、2012年の全データに適用して探索を行った。今回の探索領域では事象の超過は見られなかった。現象論模型に新たな制限を与える学術論文として結果を公表した。また将来の検出器の高度化に向け、放射線耐性に優れ、高密度粒子環境下で動作する新型半導体ピクセル検出器の開発を行った。

自由記述の分野

素粒子物理学実験

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公開日: 2017-05-10  

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