研究課題
基盤研究(C)
パラ水素誘導偏極法(Para-Hydrogen Induced Polarization, PHIP)を用いて超偏極19F化合物を生成し,MRI造影剤として利用するための研究を行っている.PHIP法ではパラ水素の偏極を19F原子核に移して超偏極19F化合物を生成するため,使用する水素ガスはパラ水素の存在比がほぼ100%であることが重要となる.しかしながら,常温の水素ガスは25%のパラ水素と75%のオルソ水素から成るため,短時間で簡便にパラ水素を生成するシステムの開発を行った.
原子核ハドロン物理学