研究課題/領域番号 |
25400333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
石井 賢司 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (40343933)
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研究分担者 |
藤田 全基 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20303894)
脇本 秀一 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (40399415)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | X線散乱 / 非弾性散乱 / 銅酸化物超伝導体 / 磁気励起 / 電荷励起 |
研究成果の概要 |
近年著しく技術が進歩した放射光X線共鳴非弾性散乱法により、銅酸化物高温超伝導体のスピン、及び、電荷の励起状態を観測することで、電荷ドープされたモット絶縁体の電子の運動状態を研究した。電子ドープ系のスピン励起はドープが進むにつれて幅を広げながらより高エネルギーにシフトするのに対し、ホールドープ系では、励起の幅は広がるものの、母物質のスピン励起のエネルギーをほぼ維持していることが明らかとなった。また、電子ドープ系ではスピン励起より高エネルギー側に大きな分散を持った電荷励起が存在し、電子ドープが進むにつれてそのピーク位置が高エネルギー側にシフトしていることがわかった。
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自由記述の分野 |
放射光X線散乱による固体物理の研究
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