研究課題/領域番号 |
25400367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
前里 光彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60324604)
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連携研究者 |
今久保 達郎 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291332)
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研究協力者 |
Brooks James S. 米国フロリダ州立大学, 国立強磁場研究所, 教授
Collet Eric 仏国レンヌ大学, 教授
Ouahab Lahcene 仏国レンヌ大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 磁性伝導体 / π-d複合体 / 強磁場物性 |
研究成果の概要 |
ハロゲン結合という比較的強い分子間相互作用を利用し、同形の結晶構造を保ったまま一連の混晶系(DIETSe)2FeBr4xCl4(1-x) [0 < x < 1]を合成することに成功した。良質な単結晶試料を用いて、0.3 Kまでの極低温、45 Tまでの強磁場での物性測定を圧力下も含めて行うことにより、磁性と伝導性に強い相関を見出した。混晶試料において、他のπ-d複合系では報告例の無い、スピンフロップ転移に伴う磁性と伝導性の大きなヒステリシス現象を発見した。さらに強磁場下において、磁場誘起相転移や磁気量子振動などの興味深い物性の観測に成功した。
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自由記述の分野 |
固体物性
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