研究課題/領域番号 |
25400512
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
柴田 知之 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (40332720)
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連携研究者 |
小林 哲夫 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (70112430)
芳川 雅子 京都大学, 理学研究科, 教務補佐員 (00378605)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 第四紀マグマ / 微量元素 / Sr-Nd-Pb同位体 / スラブメルティング / スラブ脱水流体 / アダカイト |
研究成果の概要 |
九州の火山フロントの第四紀マグマから、北から南に向かってSr/Y比が減少する傾向が認められた。Sr-Nd-Pb同位体組成の混合関係からは、フィリピン海プレート由来物質のマグマへの寄与が認められる。87Sr/86Sr比はSr/Y 比とSiO2含有量の増加に伴い減少する。また、Sr/Y比とSiO2含有量の関係では、アダカイト質マグマと非アダカイト質マグマが異なる傾向を示す。これらの事から、この地域ではスラブメルト起源と、スラブ脱水流体起源の二つのおとなるマグマがそれぞれ独立に発生したこと、両マグマの混合が一部で起こった事が明らかになった。
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自由記述の分野 |
地球化学、岩石学
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