研究課題
基盤研究(C)
金属に弱く配位可能な酸素配位子部分を含むシリルキレート配位子(ビス(シリル)およびシリル(ホスフィン)キサンテン誘導体)を有する反応活性な後周期遷移金属(Ru, Rh, Ir)錯体を合成し,得られた錯体の反応性・触媒機能を調べた。その結果,同錯体を触媒とした特異な反応として,“(1) 温和な条件下での芳香環C-H結合の活性化を経るアリールアルキンのシリル化反応”,および“(2) 金属-ケイ素結合上での可逆的な水素化/脱水素化を経るアルケンの水素化”を開発した。
有機金属化学