研究課題
基盤研究(C)
アントラキノンの高分子化によって、電子伝達機能を有する高分子膜を作成した。この膜は、機械的強度に難があり、隔膜として使用するには適さないことがわかった。別のアプローチとして、カーボンペーパーとイオン交換膜を複合化した隔膜を用いて、キノンを活物質とするレドックスフロー電池の構築を行った。また、この反応系と組み合わせる酸化還元反応の開発のため、カーボンペーパー上に酸素発生触媒を電着する方法、および有機系触媒で二酸化炭素を還元する反応について検討した。
有機化学