今後の研究の推進方策 |
引き続き2-アミノトリプタンスリンを基本骨格構造とする650nm以上に蛍光極大波長を持つ新規近赤外蛍光色素の開発を進める。また、蛍光ソルバトクロミズムによる周囲の環境(極性)変化を調べる蛍光プローブとしての応用や、近赤外蛍光色素とCa(II), Na(I), K(I), Zn(II), Fe(II), Fe(III), Mn(II)等の必須金属イオンを含む各種金属イオンとの相互作用による蛍光変化、分子内に2種類の蛍光色素を含む系ではFRETのon, off挙動による蛍光変化等について検討し、金属イオン用蛍光プローブとしての性質を調べる。
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