研究課題
今まで確立してきた技術を用いて、生体試料および生体試料とアミロイドβ混合物からアミロイドβを特異的に捕獲抽出する方法の適応性を主として調べたところ、ヒト血漿タンパク質とアミロイドβ混合物からアミロイドβを特異的に抽出することに成功し、さらに、抗体固定化膜の面積を微小化し、抗体膜を微細チューブ内に置くことにより、微小空間内のアミロイドβを特異的に捕獲できることが可能となった。これらの技術は鼻腔などの微小空間に発現しているアミロイドβを分析する技術に適応可能であることを示した。また、捕獲したアミロイドβを種々のプロテアーゼで酵素処理することにより、アミロイドβの凝集化が阻害できることを新たに見出した。
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Journal of Chromatography B
巻: in press ページ: in press
10.1016
Applied Biochemistry and Biotechnology
巻: 177 ページ: 1565-1571
10.1007/s12010-015-1837-2