研究課題
基盤研究(C)
クロスリンク反応のためのチオール基を有する新規C-ヌクレオシドの合成に成功した。また、オリゴヌクレオチドへの導入も行った。また、チオールと反応可能な新規C-ヌクレオシドの合成も行った。これらの新規ヌクレオシドの反応性を検討したところ、遊離のチオールと速やかに反応可能であった。そこで、タンパク質中のチオール基と共有結合する核酸医薬品の開発へと展開した。合成した修飾オリゴヌクレオチドはがん細胞を用いたアッセイにおいても殺細胞活性を示すことが明らかとなった。
生物有機化学