研究課題
基盤研究(C)
予定通り、3種類の目的とする希少カロテノイド色素(4-KC、2,2'-DA、及びNosto)を生産させるためのレタス葉緑体導入用プラスミド3種類の作製を完了した。さらに、これらのプラスミドのレタス・バークレーへの導入実験を繰り返し、各々のプラスミド内の目的とする外来遺伝子群が葉緑体ゲノムに組み込まれた葉緑体形質転換レタスを得ることに成功した。現在、spectinomycinによる選抜(葉から不定芽誘導し幼植物まで3回繰り返す)を行っているところである。
1: 当初の計画以上に進展している
計画では、spectinomycinによる選抜(葉から不定芽誘導し幼植物まで3回繰り返す)を平成27年3月までに終了する予定であり、このまま順調に実験が進むと数か月、前倒しで計画が終了する見込みである。
spectinomycinによる選抜(葉から不定芽誘導し幼植物まで3回繰り返す)を終了した葉緑体形質転換レタス3種類の幼植物体を得た後、葉緑体ゲノムが組換え体に完全に置き換わっていることを確認する。さらに、確認した幼植物の葉のカロテノイド色素分析を行うと共に、組換え温室でこれらの栽培を行い、T1種子を取得する。
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Transgenic Research
巻: 23 ページ: 303-315
10.1007