研究課題
基盤研究(C)
微粒子/液晶複合ゲルのレオロジー特性に与える液晶相構造の影響を検討し、ゲルのレオロジー特性は、液晶相に分子配列の層構造を導入すると向上し、らせん構造の導入により低下することを明らかにした。また、高分子修飾シリカ微粒子を用いて複合ゲルに高分子を導入することで、従来材料よりも貯蔵弾性率が約1桁高いゲルを得ることに成功した。このゲルは、破断と凹みの2つの損傷修復能を有することがわかった。さらに、金ナノロッドを添加することにより、近赤外光応答性を有する複合ゲルの創製に成功した。
材料化学