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2015 年度 研究成果報告書

ダングリング鎖に富むネットワーク構造を利用した自己修復性高分子材料の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 25410221
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関北陸先端科学技術大学院大学

研究代表者

山口 政之  北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 教授 (40401947)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードレオロジー / 成形加工 / 自己修復
研究成果の概要

ゾル-ゲル転移の臨界点に近い緩いゲルでは、片末端自由な部分鎖(ダングリング鎖)の分子運動によって傷が修復される。一方で、ネットワーク構造により巨視的な流動が生じずに形状は維持される。本知見を結晶化度の低い結晶性高分子や、ハードセグメントの少ないブロック型熱可塑性エラストマーに適用し、自己修復性を示すことを明らかにした。特に切断直後の表面は分子運動性が激しく、切断直後に突き合わせることで加熱処理や化学反応を生じなくても良好な自己修復性を示す。

自由記述の分野

レオロジー

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公開日: 2017-05-10  

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