研究課題
基盤研究(C)
本研究では,炭素繊維強化プラスチックに10,000,000回を超える繰返し負荷を作用させた場合の疲労特性(超高サイクル疲労特性)を従来の1/100以下の時間で迅速に評価する手法の開発を目的とし,具体的には,従来適用が不可能と考えられていた超音波疲労試験法を炭素繊維強化プラスチック積層板への適用を検討した.その結果,円孔を有する矩形型試験片を用い,空冷と間欠発振を併用することで,炭素繊維強化プラスチック積層板の軸荷重疲労試験が実施可能であることを明らかとした.
機械材料・材料力学