研究課題
基盤研究(C)
炭素工具鋼SK85、鋳鉄FC200を対象とした三点曲げ破壊実験と、その実験結果に基づいた数値解析を行った。き裂進展に伴い、塑性変形の発生が顕著化した場合、塑性変形に多くのエネルギーが消費され、破壊エネルギーの占める割合は相対的に小さくなる。このような状況ではより高精度の数値解析等を用いないと正確な破壊エネルギー算定が達成できないことが示された。FC200に対する衝突破壊実験・数値解析では、破断加工では動的き裂進展開始条件と入力エネルギー速度の制御が重要との示唆が得られた。
破壊力学