H25~H27年度を通し,チェーンボール状中空金属球(MHS)を作製し,それを固化成形する新ポーラス金属を開発するとともに,チェーンボール状MHSの安価かつ高速,比較的高精度に生産する方法として,ロータリープレス加工法の検討を行ってきた.チェーンボール状MHSおよびその成形体の開発および機械的特性評価は終了し,製造プロセスについてはおおよそ第1工程のブランキングを除いておおよそ確立できた.しかし,ブランキングから始まるため,いつまでもワイヤーカットでブランキング材を試作するのではなく,低価格・高速生産に向け,急ぎブランキング法を確立するとともに,大型ファンドの採用を目指して,まい進したい.
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