本研究は,感性価値創造イニシアティブにて提唱している高機能化,信頼性,低価格を超える第四の価値軸,感性価値創出に対するアセスメントを考慮した感動把握支援プロセスの研究である.この研究に対して,感動把握支援プロセスに対するV-modelによる検証と妥当性確認プロセスの開発,SD法と脳機能計測を組み合わせたハイブリッド検証手法と妥当性確認,感動のしやすさを考慮した品質工学による妥当性確認手法を開発した.また,感性価値を生活者の感性に働きかけ,共感を得るための感動ストーリーを本支援プロセスに導入した.この結果,感性価値創出に対するアセスメントを考慮した感動把握支援プロセスが実現できた.
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