研究課題
基盤研究(C)
2系統の同じ周波数で得られる超音波の効果を融合させて,噴流バーナで形成される火炎において通常は燃料濃度が薄く火が消えるという超希薄燃焼条件での安定かつ継続的燃焼を実現することを目的とする.これまでの研究では,1系統の超音波燃焼制御システムでは燃料と空気の混合範囲がより大きいサイズの火炎には十分でないことが示された.本研究では,2系統の超音波燃焼制御システムを同時にかつ最適に用いた.その結果,混合範囲が拡大し,スケールの大きな火炎においてもより希薄な混合気条件で燃焼を安定させることができた.
燃焼工学