研究課題
基盤研究(C)
触媒を担持した多孔質粒子の充填層(可撓性反応器)の下端から液体メタノールを含浸させた反応管の上部に熱を加えると、蒸発により増進された毛管力による上向きの定常流が誘起され、乾燥部において反応により水素を含む合成ガスが生成し、上端から流出することを、理論計算及び実験により確認した。結果として, 提案したパッシブ型水素生成反応器の有効性が確認され、反応器設計の指針を得ることができた。
熱工学