研究課題
基盤研究(C)
微小質量計測のための新しい方法を提案した。微小質量計測は振動子に測定対象を乗せて、それによる固有振動数変化から測定するのが一般的であるが、二つの連成した振動子の一方に測定質量を乗せて、それらの振幅比から質量を同定する方が高精度であることが知られるようになった。本研究では、生体試料観察に向けて、この手法を高粘性したでも利用できるような新しいレゾネータの発振法を提案し、その有効性を実験により検証した。
機械力学