ボイラなどの熱交換器は発電所や製紙工場で重要な機器である。しかし稼働時に大音響騒音を発生することがある。それが発生すると近隣住民からの苦情などにより工場停止を余儀なくされ大きな損失となる。本研究は大音響騒音を防ぐための方法としてダクト側壁に穴開き板を設けることを考えその有効性について実験的に明らかにしたものである。その結果。(1)穴あき板は空力自励音の抑制に非常に効果がある.開口率が1%~32%で実験したがすべての開口率で効果が確認できた.またその抑制効果は開口率に影響され,開口率が大きくなるにつれて音圧レベルのO.A.値は減少する、などが明らかになった.
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