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2015 年度 研究成果報告書

正方晶ホイスラー合金をベースとした垂直型磁気抵抗素子の理論設計

研究課題

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研究課題/領域番号 25420281
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 電子・電気材料工学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

三浦 良雄  京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 准教授 (10361198)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードスピントロニクス / 第一原理計算
研究成果の概要

本研究では、高スピン偏極率・垂直磁気異方性・低ダンピング定数を併せ持つ貴金属フリーな磁気抵抗素子(MTJ)を実現するために、第一原理電子状態計算および電気伝導計算による物性機能設計を行った。特に、正方晶ホイスラー合金Mn3Gaに着目し、GaをGeで置換したMn3Geや、Mn25%をFeに置換した(Mn3,Fe)Ga2は、MgO障壁の中で減衰の遅いΔ1バンドに関してハーフメタルであることを明らかにした。以上の結果よりMn3GaのMnやGaを価電子数の多いFeやGeで置換することにより強い垂直磁気異方性と大きなトンネル磁気抵抗比を併せもつ新規なスピントロニクス材料を理論設計することに成功した。

自由記述の分野

磁性理論

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公開日: 2017-05-10  

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