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2015 年度 研究成果報告書

有機半導体メモリの作製と擬似ニューラル回路への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25420310
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 電子デバイス・電子機器
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

福田 永  室蘭工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10261380)

研究分担者 夛田 芳広  室蘭工業大学, 工学研究科, 助教 (30637202)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードナノテクノロジー
研究成果の概要

有機薄膜材料は軽量かつ耐衝撃性に優れ、低温成膜できるため従来と比較して低コストでの半導体素子が生産可能となる。本研究では、ペンタセンをチャネル層、絶縁層に電荷捕獲層を設けた有機半導体メモリの作製を試みた。ゲート電極としては、硼素ドープのp型半導体を使用し、その上に酸化膜と電荷捕獲層(CYTOP)を積層した、最後にソース・ドレインとして金電極を形成した。情報の書き込みはゲートに負バイアスを印加することで行い、しきい値電圧を測定したところ、ストレス印加前と比較して最大1.4V程度の変化がみられた。このことは、人間の脳の記憶保持機能に対応する。また、初期値に戻すことができることも確認した。

自由記述の分野

半導体工学

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公開日: 2017-05-10  

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