| 研究課題/領域番号 |
25420359
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| 研究機関 | 横浜国立大学 |
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研究代表者 |
新井 宏之 横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00193053)
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| 研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | アンテナ / 光アンテナ / 漏れ波アンテナ / ビーム走査アンテナ / ワッフル導波路 |
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| 研究実績の概要 |
光波帯での超高速無線データ通信を実現をすることを目的として，アンテナの指向性を高速に，かつ広い角度領域に電気的にスキャン可能な漏れ波アンテナを構成するために，従来から検討されているグレーティング導波路に代えて，ビームの走査方向と直角方向にもビームを絞り利得を向上することができるワッフル導波路を新たに提案し，その特性を解析し高利得アンテナが構成可能であることを明らかにした．このワッフル導波路はシリコンホトニクスによる制作に適した構造を有していることも大きな利点となる．
さらに，電子的にビームを走査する光漏れ波アンテナの動作原理確認を行うために当初予定していたマイクロ波帯でのスケールダウンモデル作成を行わず，既存のシリコンホトニクスファウンダリーを利用して，本研究で新たに提案したワッフル導波路を設計し試作を実施した．シミュレーションにより高利得のビームを電子的走査が行えることを確認し，試作した導波路においても初期実験によりその効果を確認することに成功した．
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
初期段階の試作ではあるが，光波帯でのビーム走査アンテナの設計・試作を行い，その特性を確認しており，当初の計画を前倒した成果が得られている．したがって，本研究は計画以上に進展していると判断できる．
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| 今後の研究の推進方策 |
試作した光アンテナの特性評価を詳細に実施するとともに，ビーム切換方式の検討などを進め超高速光無線データ通信を実現するための検討を進める．
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