研究課題
基盤研究(C)
エピデミック伝送は遅延耐性ネットワークの典型的な情報伝送法である.エピデミック伝送において,無線端末は他の端末と直接情報交換を行い,これらの端末が移動し,また別の端末に情報を伝え,これを繰り返すことで情報を拡散する.本研究では,エピデミック伝送を用いて,ある空間に存在する不特定の人々への情報伝達を行うための情報滞留の研究を行った.その際に,プローブシステムの概念をエピデミック伝送に適用し,プローブエピデミック伝送による情報滞留手法を開発した.
工学.通信・ネットワーク工学.