研究課題
基盤研究(C)
MHz帯における比吸収率(SAR)評価法の一つである,組織等価液剤中にプローブを挿入する方法を実現するために必要となる基準アンテナを利用したプローブの校正方法の実現可能性について検討した.基準アンテナであるシールデッドループアンテナ(SLA)の近傍界利得が一定となるようにSLAの大きさを適切に選択することにより,基準アンテナから放射する電界強度を推定することが可能となり,MHz帯においてもSAR評価液剤内でプローブ校正を実現することができることを数値シミュレーションおよび実験により確認した.
アンテナ工学