研究課題
基盤研究(C)
本研究では光CDMAシステムにおいて、情報セキュリティ機能を高めるため、従来のユーザ符号に換えてカオス系列に基づくユーザ符号を用いた光CDMAを提案し、多重度、誤り率等の基礎特性を求めるとともに、情報セキュリティ効果について検討し、提案システムに有効性を明らかにした.また、連続するMAIの影響を考慮した光CDMAの特性についても解析し、平均値のみの従来法に比べ、実際の誤り率の推移を求め、干渉量の初期値によりその後の誤り率が大きく異なることを示した.
情報通信における光CDMA