研究課題
基盤研究(C)
利得変調した半導体レーザーに戻り光パルスを帰還する簡易な実験系において,自然放出光の雑音増大現象を利用することにより,利得変調パルスの相互相関情報が高効率に抽出できることを示した.この原理を用いて,高速・高価な受光装置を用いることなく,光ファイバー光学長の精密測定や利得変調半導体レーザーの時間ジッター計測が行えることを実証した.前者は8桁精度を達成し,後者はピコ秒域の時間ジッターを見積もった.
レーザー計測