研究課題
基盤研究(C)
光ファイバ中の自然ブリルアン散乱を時間領域で測定し、その散乱光の周波数シフトの温度・ひずみ依存性を利用して、その分布を測定するセンサをBOTDR(Brillouin Optical Time Domain Reflectometry)と呼ぶ。本研究は、BOTDRのプローブ光を位相シフト変調した短・長パルスで構成し、後方ブリルアン散乱信号に対して遅延積演算を応用した信号処理を行うことにより、BOTDRの距離分解能や周波数測定精度の向上が図れることを明らかにした。
計測工学