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大型構造物、エネルギープラント、輸送機、産業機械等における安全性・信頼性の確保は喫緊の課題である。我々は、レーザーにより被検体に超音波を励起し、その伝搬現象を動画像として可視化することで、欠陥・損傷部からの波紋を視覚的に捉えて欠陥検出を行う手法の提案を行ってきた。本研究では、従来明らかにすることが難しかった欠陥・損傷状況を明確に把握できる技術を確立し、本手法の測定適用範囲のさらなる拡充を目指す。さらに、極めて長い金属円管においても瞬時に欠陥の有無が判別できるマイクロ波を利用した手法に関しても検討を行う。最終的に本研究で得られた知見を、モックアップ等の被検体へと展開し、研究結果の検証を行う。
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