大次元小サンプルパターン認識問題問題における特徴選択の研究を行い,以下の結論を得た。これまでに開発したブロック追加・削除(BABD)の特徴選択方式をさらに高速化するために,BABDを繰り返して適用する繰り返しBABD法と特徴量の集合をブロックに分割して,ブロックごとにBABDを適用する追加BABD法を開発した。特徴選択で用いるサポートベクトルマシン(SVM)の学習方法としてSMO(Sequential Minimal Optimization)法とニュートン法を組み合わせたSMO-NM法を開発した。ベンチマークデータを用いて提案方式の有効性を検証した。
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