研究課題
本年度は,最終年度であり,前年度までに理論的検討を行ってきた,適応的モデルフリーPFC 設計法および,開発したPFC を併用したスマート化を図った制御手法の有効性および実用性を検証し,実践的かつ実用的なスマート制御系の開発および実用化への検討を行った.具体的には,(a)研究室所有の非線形3 タンクプロセス実験装置により,新しく開発したスマート適応予測制御手法の有用性の検討を実験的に行った.(b)研究室所有の磁気浮上実験装置により,メカニカルシステムへの適用可能性について,実験的検討を行った.開発した手法では,データに基づくモデルフリーPFC 設計法による補償器の適応的な設計により,モデルの不確かなシステムに対するスマートな適応制御手法を目指しており,過去,現在,未来のデータを駆使したスマート適応制御手法の構築およびその実システムへの適用可能性の確認を行うことができた.
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 4件)
Proc. of the 54th IEEE Conference on Decision and Control (CDC 2015))
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Proc. of 2015 IEEE Multi-Conference on Systems and Control
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Proc. of the 9th International Symposium on Advanced Control of Chemical Processes, IFAC
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Proc. of the 10th Asian Control Conference 2015 (ASCC2015)
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Automatica
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10.1016/j.automatica.2015.04.020