研究実績の概要 |
様々な情報ソースからデータが提供されたとき、そのデータや情報は発信元の特徴が混在している。本研究では、これらの情報減の特徴をネットワーク可視化法をベースに表現しようとしている。 本年では、複数の情報ソースにおいて、共通している情報やトピック、異なる情報を分離するための可視化技術に関して開発を行い、統合における必要な技術開発を行った。具体的には、Edge Bundling 手法を開発した。このEdge bundlingでは、従来ではEdge(ネットワークでのリンク)の属性を考慮しないものがメインで開発されていたが、このEdge Bundlingでは複数情報ソースの情報をEdge の属性として定義し、それに即したEdge Bundling手法を開発した。さらに、そのEdge Bundlingの手法を評価する手法を開発し、また線グラフを用いたBundling手法を開発するなど、新たな研究につなげることができた。また、それを元にしたシステムも開発している。 また、本年度や今までの研究を活かして、サービスサイエンス(コーヒーサービス)に適用し、可視化を行ったり、また、サービス自体の評価を、様々な視野から推定する手法を開発した。 これらの結果は、ICBIR2016, EuroVis 2016, IVAPP 2017, HCII2017など多くの国際会議に採録された。またいくつかの論文に投稿し、採録されている。
|