研究課題
基盤研究(C)
都市構造と歩数の関係について,先行研究のレビューを整理するとともに,厚生労働省の個票データをもとに統計分析を行った.その結果,歩数の人口密度弾力性は約0.045程度あること,また人口密度が11000人/km2においてピークがみられることなどを明らかにした.人口密度が高くなると,目的地までの距離が短くなると同時に公共交通の利便性が高まり歩数が減少する可能性を指摘した.今後,パネル分析を行って介入効果の検討を行う必要がある.
都市工学