本研究は、自立型ラジコンヘリにカメラを搭載し、都市内水の洪水拡散のシミュレーションに活用可能な高精度な標高モデルを作成する手法を開発し、その精度を評価した。3次元モデルを作成する手法として、SfM法(Structure from motion)を採用した。3次元モデルに位置情報を付加しなければ標高モデルとして利用できないが、基準点の数と配置と精度の関係を明らかにした。また、自立型ラジコンヘリの高度、カメラなど条件を変えて、それらのパラメータと精度の関係を明らかにした。得られた標高モデルが都市内水の洪水拡散のシミュレーションに利用できることを確認した。
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