研究課題
基盤研究(C)
本研究は,収縮変形に起因する網目状のプラスチック収縮ひび割れと,膨張変形に起因する凍害やアルカリシリカ反応に顕著な網目状ひび割れのパターン形成の制御技術を開発することを目的とし,弾性バネ要素のネットワークモデルで表現する解析手法を検討した。すべての弾性バネ要素数のうち一定数を乱数で抽出し,バネ弾性係数を0にして,材料不均一性を与えることで,収縮変形と膨張変形それぞれでの網目状ひび割れのパターン形成を表現することができた。
工学