研究課題/領域番号 |
25420626
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
平沢 岳人 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30268578)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 知識ベース / 伝統木造 / CSG / デジタルアーカイブ / Prolog / NC工作機械 |
研究実績の概要 |
前々年度までの研究では、独自のソフトウエアの開発が主であり、既に報告したとおり、申請時に提案した機能(伝統木造知識ベース)の実装ができている。
前年度は、検証用の出力装置に関して集中して検討をおこなった。課題申請時には3Dプリンタを用いた建築部位・部品の出力を想定していたが、検証に十分な大きさでの出力が困難であることが判明したため、別の手段を採用した。 具体的には、6軸腕型ロボットのような数値制御が可能な装置に、ノコやノミなどの木工用の工具を持たせた加工機を開発することになった。これらの工具による加工動作の制御プログラムを独自に構築する必要が生じたため、これらの開発をおこなった。
これにより、先に開発した伝統木造知識ベースからの出力データを使って、実物大の数分の1程度の3Dプリンタをそのまま用いる場合に対し比較的大きな部品を木材から切り出すことが可能となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
使用する装置に変更を生じた、想定していなかった検討項目が増えたが、ほぼ計画書通りに進んでいるから。
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今後の研究の推進方策 |
検証用の実験環境を見直し、昨年度中に申請時とは異なる機材を導入した。この機材については初期の計画になかったため、操作手法等の確認に多くの時間を割いた。その結果、運用可能な状態まで到達することができた。
今後は、より発展的な実験手法を適用し、申請時の成果の期待値を上回る成果が得られるように努力する。
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