研究課題
基盤研究(C)
本研究では建築空間や街路レベルの比較的小さな空間スケールを対象として,汎用性が高い新しい空間分析手法を開発した.本手法は本来曖昧な性質を有する空間上で意図せず発生する行為やイベントが,どのような空間的状況のもとで発生するかを,統計的に高精度に説明・予測できる.さらに,それら行為やイベントが発生する可能性が高い領域を,半教師クラスタリングの考え方を用いて自動的に決定できる.この手法を人工データと梅田地下街のデータに適応して検証を行い,良好な結果を得た.
工学