研究課題
基盤研究(C)
本研究は、宮城県南三陸町を対象に、社寺など被災した有形の文化遺産に関する現地調査、祭礼など無形の文化遺産に関するヒヤリング調査を通して、地域に密着した文化遺産と人々のつながりを抽出し、復興を支える基盤となるコミュニティ存続の知見を得た。またこれを、地域の人々が共有し、復興まちづくりの基礎資料とするべくGIS(地理情報システム)を利用し‘記憶地図’を提示した。そして、高台移転などで生活圏が移動しても、地域の歴史的環境を存続させるための場所を提案した。
文化遺産防災学